2007年11月8日木曜日

料理について

先月から料理を本格的に習っています。
調理師を目指す学校に通っているのですが
6ヶ月という超短期のスピードコース。
(卒業しても2年の実務を積まないと免許は取れないんだけどね)

といっても全くの初心者を対象としているので
基礎中の基礎からスタートして
包丁の握り方や野菜の洗い方などからやっています。

皆さんもやったと思うけど小学校や中学の家庭科のクラスのような雰囲気かな。
ただ、学校は年齢も性別も越えた、全く知らない人たちとグループになって
毎日野菜を切ったり、調理をする日々です。

1ヶ月過ぎて思うことは、こういう環境で他の人と共同作業をすることは本当に大変!だということ。
自分のペースでだけでは作業が進みません。
決められた時間内できちんと自分の意志を伝え、他人の意見も受け入れながら
確認・納得しまとまりながら作業を進めなくてはいいものができないのです。
(今までの私のもっとも苦手とする「共同作業」だわーっっ)
また、相手のことも視界にいれておかないとケガをさせてしまうこともあるので
この1ヶ月慣れない中とても神経を使ってきたんだなと最近気づきました。

前置きはそれぐらいにして、
今後習ったことでお役に立ちそうなことやメニューを
紹介していきたいと思います。

今日は「包丁とぎ」。
自慢じゃないけど私は先月まで生まれてから
1回も包丁をといだことがありませんでした。
母親が時々夜中に研いでいたのは知っていたけれど、
自分でやるなんて思ってもみなかった。

習い始めた当初、先生が
「包丁とぎをすると人生が変わる」と大げさなことを言っていました。
どういう意味だろう???と理解できなかった。

今日復習で包丁とぎを久々にやったんだけれど
先生がまた「包丁とぎで人生変わるといった意味が分かった人いますか?」と。
何人か手を上げていたけど私はまだ分からなかった。
「切れない包丁で料理をするよりも美味しい料理を作れるんですよ!」と先生。

あー、なるほど!とちょっと合点。
確かにサクっと切れる包丁で野菜とかを切るのは楽しいし、
見栄えもやっぱりいいの。
でも今の家にはまだ「とぎ石」がないので家では包丁をとげないんです。
だから、実感としてまだわかないの。
毎日の生活にも「包丁とぎ」を取り入れてみると先生の言葉の意味がもっと深く分かるようになるんだろうと思いました。
近々購入してみようっと。

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